会長 菅 雅幸
4月7日、学内でひときわ賑やかな所がありました。国際交流室という場所で、主に韓国や中国から来た留学生たちです。何やら母国語で楽しそうに会話しています。コロナ禍でも留学生は入学していましたが、今年は違っていました。雰囲気が違います。楽しそうに会話している様子からすると日本に来れて良かったという感動が伝わってきます。
大学の一部に別科日本語課程という留学生のための日本語語学学校があります。日本語検定2級(高校卒業同等)、通称N2を持っていれば、そのまま大学を受けられますが、日本の大学を受験する時は、通常は必要ですが、韓国の場合、大抵は既に持っていますし、日本での就職を考えている女子学生は、2年生くらいまでには、N1(大学卒業同等)は取ります。この試験は、大分県では年2回ビーコンプラザで行っています。男子学生は入学して2年目になると休学して兵役に2~3年間就いています。兵役後、戻ってこずに働き始めて退学する場合もあり、戻ってきても、入学時の同級生は4年生で、就活で会う機会もないか、既に卒業してしまっていることになります。
突然、夕方に卒業生が訪ねてきたのですが、コロナ前まで大分で働いていて、中国に戻ったらしく、今回、日本の永住権を更新するために来ているとの事でした。当時、学科に中国人留学生が多かった時の一人でして、働きながら2級建築士を頑張って取得した努力家なので、良く覚えている卒業生です。時々、食事に連れて行くと感極まって泣くんですね。彼は河北省の農家の出身だそうです。あの辺の人は情に厚いんですかね。今では見た目も普通に話をする分には、中国人とはわかりません。ある意味日本人よりも日本人らしい人です。向こうで建築会社をやっていますが、彼の話からすると、工事費の支払いが滞りがちで、景気は悪いという事でした。いまだに中国人の国内移動は、厳しく制限されているそうです。
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大分東ロータリークラブでは、様々な業種の会員が自分の職業や経験を生かし、思いやりのある平和な社会を目指して活動しています。そして、その活動の中でお互いの職業について理解を深め、自分の視野を広げています。
世代を超えた明るくフレンドリーな雰囲気で活動していますが、昼の例会以外に夜の親睦例会や職場訪問例会、また野外家族例会やクリスマス家族会などロータリアンの家族との親睦も深めています。
ロータリークラブの活動にご興味のある方は、是非、例会の見学へお越しください。
会員一同、心よりお待ちしております。
国際ロータリー第2720地区
大分東ロータリークラブ
創 立:昭和38年3月6日
例会日:木曜日 12時30分
例会場:トキハ会館4F「つばきの間」
会 長:菅 雅幸
幹 事:安藤 暢啓
〒870-0021
大分市府内町1-2-15 トキハ会館4F
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